子宮内膜症の治療のため保存手術を行いました

子宮内膜症で手術した私の体験談です。

生まれて初めて救急車で病院に搬送され、
「子宮内膜症」の診断を受けました。

 

 

たしかにそれまで、月経が来るたびに
ときには寝込まなければいけないこともあるくらい
ひどい生理痛に苦しんでいました。

 

 

子宮内膜症や子宮筋腫の可能性も
考えなかったわけではありませんでしたが、
そのときの私は、

 

「子宮内膜症があると、赤ちゃんが産めない」
「子宮を必ず取らないといけない」

 

というような、間違ったイメージを強く持っており、
なかなか検査や診察に行くことができませんでした。
単純に「恥ずかしい」という思いもあったと思います。

 

 

しかし、子宮内膜症の治療のため手術をし、
その後の入院生活を経て、退院した後は
充実感と興奮でいっぱいになりました。
このような貴重な体験を
私の中だけにとどめておくのはもったいない!
と思って、このサイトをつくりました。

 

 

  • 生理痛がだんだんひどくなってきた。
  • 鎮痛剤を飲んでも痛みがおさまらない。
  • 生理の日は毎回、寝込んでしまう。
  • 排卵日には下腹部が痛む。
  • 生理の日以外でも下腹部に痛みがある。
  • 排便のとき、肛門の奥が痛む。
  • 性行為のときに、腟の奥のほうが痛む。
  • 子供がほしいのに2年以上妊娠しない。

 

 

などの症状がある方は、子宮内膜症の恐れがあります。
ぜひ私の体験談をお読みいただき、
子宮内膜症治療に対するあなたの不安や疑問が
少しでもなくなれば、大変うれしく思います。

 

 

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子宮内膜症で緊急搬送!

 

春の訪れを感じるも、まだ少し肌寒さ覚える
3月のある日の夜。
晩御飯が終わって食器を洗っていたときに
下腹部にありえないほどの痛みが走りました。

 

 

(なにこれ・・・お腹痛い・・・!!)

 

(だめだ・・・立ってられない!!)

 

 

私はほとんど這うようにして
リビングでテレビを観ている夫のところまで
行き、助けを求めました。

 

 

「たけしゃん(夫)・・・どうしよう・・・お腹痛いよ・・・」

 

「ええっ!!たまちゃん(私)大丈夫?」

 

 

夫は左手でデザートのアイスを食べながら
右手で私の背中をさすってくれました。
その時の私はすでに汗びっちょりで、
声も出せないほどの痛みに襲われて
足は少し震えていました。

 

 

これは尋常ではないと思った
(アイスも食べ終えた)夫は、
あわてて119番に電話しました。
夜中の9時くらいの出来事でした。
私は人生初の救急車で
近くのA市民病院に運び込まれました。

 

 

 

診察室に運び込まれると、
極度の緊張と足載せ台の冷たさに
おもわず体がこわばっていました。
当直の医師がやってきて、
まずは問診を受けました。

 

「最後の月経の日は?」
「月経量は多い?少ない?」
「過去に経験した病気は?」
「タバコは吸いますか?」
「お酒はどのくらい飲みますか?」

 

などなど・・・

 

「男性経験はありますか?」

 

という質問もありました。
わけがわからず、とりあえず

 

「あります・・・」

 

とだけ伝えました。
あとで聞いたら、男性経験がない場合は
肛門から診察する必要があるので
婦人科の内診では必ずこの質問をするそうですね。^^;

 

 

次に、内診台に寝そべるように指示を受けました。
まず医師が膣鏡を入れて、
膣内や子宮の入り口の状態を観察します。

 

 

その後、子宮の大きさや状態を見るために
膣から触診されました。
片方の手でお腹の上を軽くおさえて、
もう片方手を膣内に入れて
両方の手で子宮をはさむようにして
子宮を調べるのです。
普段なら恥ずかしくてたまらないと思いますが、
この時はそんなことを感じる余裕もありませんでした。

 

 

次にダグラス窩穿刺という
お腹にたまっている血液を取り出す処置を行いました。

 

「ちょっと痛いけど我慢してね。」

 

と言われました。
医師の言う「ちょっと痛い」というのは
だいたい「すごく痛い」という意味ですよね。
覚悟を決める間もなく、
横にいたベテラン看護師が
私の両手を抑えました。

 

「イタァァーーイ!!」

 

実際、とんでもなく痛かったです。
要するに、膣に針を刺される処置です。
思わず我慢強い(自称)私も
「ウギャー」的な悲鳴を上げてしまいました。

 

 

思えば、ほんの1時間ほど前は
愛する夫と食後の至福の時間を過ごしていたのに
なぜ私はこんなところで
こんな目に遭っているのだろう・・・
そう思うと、痛さと悲しさと恥ずかしさで
涙が出てきました。(´;ω;`)

 

 

 

卵巣のう腫ってなに・・・?

 

それが終わると、内診台を降りて、
医師の前の丸イスに座るように促されました。

 

 

「もしかすると手術が必要かもしれません。
親御さんに連絡できますか?」

 

 

・・・ええっ??

 

 

いきなりのことで軽いパニックにおちいった私は
やっとの思いで聞きました。

 

「何の病気ですか?」

 

すると医師は、

 

「子宮が5〜6センチくらいになっていて、
お腹の中に血がいっぱいたまってます。
手術をしないと命にかかわるかもしれません。」

 

と血がたまった注射器を見せてくれました。
なるほど、これは尋常じゃないと私もすぐに理解し、
看護師さんから実家に電話をしてもらいました。

 

 

さっきのベテラン看護師さんが
事情を説明してくれて、私に代わってくれました。
母は電話越しに、

 

「明日の朝一番に行くから、
お医者さんのいうこと聞いて大事にしてるのよ。」

 

と言ってくれました。
そのとき夜中の12時。
きっともう寝てただろうな。
ごめんね、お母さん。

 

 

「まだ検査の結果を見ないと分かりませんが、
子宮内膜症による卵巣のう腫だと思います。
とりあえず一晩だけ様子を見ましょう。」

 

 

その後、子宮と卵巣のイラストを見せながら
子宮内膜症について丁寧に説明をしてくれました。
しかしショックのあまり
説明がほとんど頭に入りませんでした。

 

(卵巣のう腫ってなに・・・?)

 

(手術するってどういういこと・・・?)

 

(体にメスをいれるの・・・?)

 

疑問と不安で今にも泣きわめきたくなりました。
そんな中、医師から

 

「生理痛がひどかったでしょう。」

 

と聞かれました。なんでも、
ひどい生理痛が子宮内膜症の
代表的な症状だそうです。

 

 

たしかにここ数か月の生理痛は
いつもと比べて重かったような気がします。
それでも、そのとき私は新婚生活と仕事の両立で
いろいろ忙しくしていたので
そのせいだろうと、あまり深く考えていませんでした。

 

 

そもそも、生理痛は重いか軽いかなんて
なかなか人と比べられるものでもないですし、
小学校の性教育で、
「生理は病気ではない」と教えられてから
どんなに生理が辛くても我慢する習慣がありました。
まさか、生理痛が病気の兆候なんて認識は
全然ありませんでした。

 

 

正直、あまりにも突然痛みだしたので
突然発病したかと思っていましたが、
本当はジワジワと子宮内膜症の症状が
進行していたのですね…。
それを見逃していたのが、とても悔しかったです。

 

 

その後、病室のベッドの上で
痛み止めと抗生物質の点滴を受けたら
痛みなどの症状はすぐにおさまりました。
とりあえずほっとしたのを覚えています。

 

 

「これからどうなるんだろう・・・??」

 

「またしばらくしたらお腹イタくなるのかなぁ・・・??」

 

「明日にでも手術しなきゃいけないのかなぁ・・・??」

 

「まさか、卵巣摘出とか・・・??」

 

「いやだ、赤ちゃんほしいよぅ・・・」

 

 

そんなことをモンモンと考えながら
どうしようもなく不安な気持ちにとりつかれたまま、
夜中の3時くらいに、
ようやく眠りにつくことができました。

 

 

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